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グループホーム水草ブログ

名古屋のグループホーム「グループホーム水草」のブログです。
看取りされるなら?
 昨日は、月に一度の西区ケアコンソーシアムの日。
(株)アットさん主催の勉強会に毎月スタッフが参加させて頂いています。
 今年度は「看取りについて考えよう」というテーマで、取り組んでいます。
前回までは、スタッフの立場として、看取りするに当たって何が不安なのか、心配なのか、怖いのか?何をして差し上げたいと悩んでいるのか?といった視点で、意見交換をしてきました。ところが、ゆうべは全く反対の入居者さまの立場から、考える作業をしました。
自分なら、どんなことを望んで、最期はどんなふうに送ってもらいたいか?

 個々に持っている「自分なら…」のイメージを考えてたくさん出してみると、なかなか面白い傾向がわかりました。みんな若いので(?)「自分なら」をあまり考えたことが、なかったのかもしれませんが、話していくうちに見えて来たこと。
それは、自分が死ぬに当たっては、「特別なことを望んでいない。」「ごく日常の連続の中で、楽に逝きたい。」と思っている人が多いということでした。
 もちろん、少し元気なうち、そしてまだ身綺麗にしていられるうちに、ちょっと特別な希望がかなったらいいな、これだけはしておきたいな、ということはあります。例えば、大好きな海に行っておきたいとか、大好きなドラゴンズの応援をしにドームに行っておきたいとか、ずっと会いたいと思っていた人に最後に会っておきたいとか、ずっと言えなかった「ありがとう」や「ごめんなさい」をその人に伝えたいとか…。
でも、その過程を経過して、いよいよ食べられなくなり、体力もなくなって来てからは、もうことさら、スタッフに負担をかけて特別扱いしてほしくもないし、悲しんで欲しくない、わざ
とらしく明るくふるまって、おまけに「がんばって」と元気づけなんか、間違ってもしないで欲しい、と。
放っておきすぎず構いすぎず、付かず 離れず、自然に普通に…。
自分たちがそう望んでいることを、自分たちで気づいたとき、今度は送る立場でも、やるべきことが明確になり、落ち着いて覚悟を決めることができそうな気がするのです。
看取りをするにあたりグループホームにおいて、やるべきことは至ってシンプル。と、最近やっと言えるようになって来たところなので、この結果は、その裏付けのようで、感動的でした。
 とはいえ、この結果は、スタッフの方の感覚だし、決めつけてしまうのは危険です。
基本的に、介護の皆さんは、やさしくてサービス精神が旺盛。謙虚で遠慮がちです。
だから、利用者さまの感覚とズレがあることも、もちろん想定しなければなりません。
だから、個々の希望は事前指定書やエンディングノートの活用(発症してからではかなり難しいので、誰もが早くから準備しておくような世の風潮ができるといいですね。)、入居後でもご希望の聞き取りが大切ですね。
くれぐれも、スタッフの自己満足にならないように。

 それにしても、今回の勉強会はなかなか意味深いものでした。みなさまにもおすすめです。たくさんの意見から、何か発見があるはずです。
| gh-mizukusa | 研修報告 | 01:23 | comments(2) | - |
勉強になりました
 今月11日から14日までの4日間で、螢縫灰爐気鵑離札潺福次¬床雜Δ隆覯莟娠腸餤帖¬床雜Δ瞭段鵡岷蕾颪函■海弔虜鼎靴忙臆辰靴董△燭い悗麒拔になりました、というお話です。

螢縫灰爐気鵑離札潺福爾蓮△い弔發気泙兇泙箆誕蠅鬟織ぅ爛蝓爾膨鷆,靴討られますが、
今回は「サービス付き高齢者向け住宅の現状と問題点〜今年度の申請の変更点とサ高住の成功例と失敗例〜」と題して、激増するサ高住の事例や最新事情を紹介しながら、たくさんの分析データを公開してくださいました。
超高齢社会におけるターゲットが、要介護者から健康な高齢者へとニーズが広がり、
さまざまなバリエーションのサービスが展開されつつあります。
健康自立型からリハビリ重視型、介護特化型、医療対応型、複合型など、事業モデルもさまざまです。ユーザーから見れば、選択肢が広がり、切れ目無くサービスを受けられる安心感もあり、歓迎すべき事態のような気がします。

でも一方で、名介研の企画運営会議で、議題となった「サ高住等の参入意向調査や、既存の業者の現状把握調査について」の話を聴いていると、うわさのレベルですが、補助金を返還しなければならないような悪質業者さんも、かなり存在しているとか・・・
無届けの事業所はその数や存在すらつかめていません。
(もちろん、補助金を受けるには届け出が必要ですが、世の中きっとびっくりするようなことがいっぱいあるんでしょうね。)
なにぶんにも、その実態調査や現状把握がほとんどできていないのが現実です。
いったい、どのように補助金や介護保険が使われているのでしょうか。
だんだん、心配になってきました。
(もちろん、無届け=わるものとは言い切れません。)
ちなみに、企画運営会議は、「名古屋市とともにつくる豊かな高齢者のくらし」を、〜種別を超えた多様な事業種で一堂に会し、みなで考え、つくりあげる場〜ですので、この目的のために、いつも熱心な議論を展開しています。

三つ目は、名介研主催の特別講演会「認知症と地域包括ケア〜オレンジプラン概要を踏まえて〜」、講師は国立長寿医療センターの遠藤英俊氏でした。
遠藤先生なので、面白くないはずがなく、テレビのときとは違って、ホンネトークが多いのが、
とてもうれしいところでした。
「素人相手の話はしない」とのコメントどおり、おもに居宅のケアマネさんを対象にお話されている感じでした。平成25年度から29年度までの認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)の中味。
今後の国家の財政難を、いかにお金を使わず、切り抜けて行くか。
’知症ケアパスの作成・普及
∩甦診断・早期対応
C楼茲任寮験茲鮖戮┐覦緡泥機璽咼垢旅獣
っ楼茲任寮験茲鮖戮┐覯雜逎機璽咼垢旅獣
ッ楼茲任瞭常生活・家族の支援の強化
若年性認知症施策の強化
О緡邸Σ雜逎機璽咼垢鮹瓦人材の育成

以上、一見当たり前のことばかり・・・ですが、逼迫した問題に対する最新の具体的な説明は、迫力と説得力のあるお話でした。

きょうは、硬い?固い?堅いお話でしたが、私にとってはとても刺激的な4日間でした。
簡単ですが、ご報告まで。







日比野由美子
| gh-mizukusa | 研修報告 | 01:40 | comments(0) | - |
セットさんの研修
 水草では、CCLさんの企画で職員研修を行っています。
5月から10か月にわたって月一回開催するもので、白石社長があーでもないこーでもないと、
手間ひまかけて(?)プランニングしてくださっています。

5月6月の二回が終了しましたが、ご報告がまだでした。
この二回の担当講師は、セット裕一氏。

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そのご職業が「アクティブコーチ」と聞いてもよくわからず、「なんのセンセ?」と尋ねてしまいそうですが、要するに金メダルを取るような選手のメンタル面を支えるコーチなのです。
さしあたって今度のロンドンオリンピックで、金メダルを取ることが最大の目標でいらっしゃるようです。

つい最近では、ボクシングのスーパーフライ級初防衛戦で見事に勝利を勝ち取った、佐藤洋太選手のコーチを担当していらっしゃるそうです。
(なんとあさって16日深夜に放送とか)

介護職のご経験も、大きく挫折されたこともおありなので、現場スタッフの気持ちや心の折れそうな人の気持ちもたぶん理解してくださる方です。
その上で、楽しくわかりやすく、気持ちが前向きになるテクニックやコミュニケーションスキルを、指導してくださいました。
と言っても、おおかたゲームをしている間に、いつの間にか何かに気づかされていたという感じです。

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セットさんが、研修の前の事前リサーチで、はじめて水草を訪れられたときのことは、とても印象に残っています。
何者かは明かさず、ホーム内を一周していただきましたが、彼がにこにこと大きな声で挨拶をしながら移動されると、なんだかみんな知らず知らずのうちに笑ってしまっていました。
セットさんは、そんな方です。

研修を受けたスタッフも、そんなムードに巻き込まれながら笑いながら、何かを心に刻むことのできた貴重な時間となったことと思います。

また、お招きできる日が来ることを楽しみに・・・
そのとき、研修の効果があらわれていますように・・・!



日比野由美子


| gh-mizukusa | 研修報告 | 02:40 | comments(0) | - |
長寿の秘訣
 ずいぶんとご無沙汰して、ずいぶんと古いネタを出してしまいますが、お許しを。
先月末に、「新老人の会」東海支部”春のフォーラム”という集いに参加させていただきました。
「新老人の会」なんて聞いたことがありませんでしたが(ごめんなさい)、日野原重明先生がお話されると聞き、かねがねそのお元気な姿を拝みたいと思っていましたので、お誘いがあった時には二つ返事で「行く行く!」。




この会は、日野原先生が2000年に高齢者のために結成された会だそうです。
「新老人」は現役を退いた世代の人達が、今までの社会的な肩書きを捨てて、新たな価値観のもとで自分や社会と向き合い、精神性を高めながら、最後まで自分らしく自立して生きていくことを目標としている〜とのこと。
ただの、交流を深めて老後を元気に過ごす会ではなく、「いのちと平和と愛の大切さ」「自分を研究に」「自然に感謝」など、次世代への伝達を使命として活動し社会貢献しているモチベーションの高い会なんだと理解いたしました。

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この会場に行くと、わたしもまだひよっこ。若いのなんのって。
でも、先生の若さや会員さま方のパワーには、笑ってしまうくらいの迫力を感じました。
演題は「長寿の秘訣〜100歳をどう生きてきたか〜」
100歳の日野原先生は、カクシャクとしておられますがとってもチャーミングで、彼はご自分の魅力を十二分に自覚しておられるので、ほんとうに面白可愛く、会場をギャグと笑いでいっっぱいにされるのでした。
「今日、会員に入会してくださったら、ハグしてあげてもいい」と言っておられたので、わたしもサポート会員になろっと、勇んで入会コーナーへ行くと、黒山の人だかり。
まあみなさま、ほんとうにお元気なこと。
たじたじと後ずさりしながら、「また10年くらいの内にジュニア会員で入会しよっ」と考えながら、「まだ当分の間、年金世代に頼れるかも・・・(じょーだんです!)」とか考えながら、「日野原先生、10年後まで現役でいらっしゃるお約束ですよ」とかつぶやきながら、なんだかあたたかな気分で会場を後にしたのでした。




日比野由美子



| gh-mizukusa | 研修報告 | 21:49 | comments(0) | - |
看取りの決定
 先日20日、今年度第一回目のLMD学習会が開かれました。
去年から会員になりましたが、なんだかんだで、半分しか出席できませんでした。

今回は、「看取りの決定」と題して、第一部は自宅でお母さまを看取られた方のお話と、第二部が終末期の決定に関するワークショップでした。

いつものように、相変わらずお美しい中澤代表。

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第一部のお話をしてくださったかたは、95歳のお母さまを9年間、サービスを利用しながらもほぼ自宅で介護し、いよいよあと一週間くらいという診断を受けてから、「もう少し長く一緒にいたい」というご希望を、みごとに叶えられたのでした。
自宅で、ご自身の強い思いと周囲の方とのみごとな連携で、39日間という母娘の最期の大切な時間が実現したのでした。

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この方が、この体験で強く実感し、今後同じ挑戦をしようとされる方に訴えたいことが4点ありました。
 ̄浜榲静の前にゼリー食を!言語聴覚士さんの勧めで鼻腔からの栄養摂取をゼリー食に切り替えることで、また自宅で生活できた。
皮下点滴の採用。もう少し自宅で一緒にいたい・・・の思いが医師に通じ、医師からの提案として行われた。積極的な延命をしない場合にとても有効。このおかげで、自宅で39日という奇跡的な看取りが可能となった。
2山變屠,とても有効だったと思う。
ぜ囲の連携・チームケアに救われた。ケアマネさんの存在の大きさ。そのおかげで、よい施設と関わり、よい医師や訪問看護その他の方に恵まれ、看取りが成し遂げられた。
といった内容でした。


第二部では、看取りの決定をするに至った事例をもとに、意見を出し合いましたが、みなさんがほぼ同じ考え方でまとまってしまいました。
進行を務められた「生協わかばの里」の介護部長・吉田美加氏が、固定観念や社会常識にとらわれてみな同じ方向に流れてしまうことの危険性、とくに命の決定には、いろいろな角度から考えることの大切さを教えてくださいました。
なるほど、とうなってしまいました。
自分の頭の硬さに辟易です。

とても勉強になった学習会でした。





日比野由美子

| gh-mizukusa | 研修報告 | 01:19 | comments(0) | - |
大震災に備える!?
 ふざけている場合じゃありません。
?マークとかつけている場合じゃありません。
ほんとうに、大震災が来る・・・つもりで、覚悟をしなければ。

水草では、3日のよる、日勤後の時間を使って、防災に対する心構えのセミナーをやりました。
講師は、保険の営業マンの谷内量氏。

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今後あるかもしれない震災に対して、できることは何か。
緊急時の水・食料の備蓄や燃料の確保など物資に関すること、排泄物処理の方法や家具備品の転倒落下防止・緊急時に有効な安否確認方法などさまざまなリスク管理等、やらなければならないこと、やるしかないことの指導を、今までも受けてきました。

そして何より、教えていただいた大切なことは、事業主が企業としてどういう使命を担っているか、ということ。
お客様である入居者さまに対して、働いてくれている職員さんに対して、そして横のつながりを持つ同業の仲間・取引先・地域の方々に対して。
企業は、強い意思で、事業を継続しなければならない、ということ。
重く受け止めなければならないと思いました。

今回は、そのことをスタッフのみなさんにも理解していただきたいと思い、セミナーを開いたわけです。
事業を継続すること=スタッフのみなさんに仕事の提供を続けること=利用者さまの安心できる生活を確保し続けること。
当たり前ですが、事業主とスタッフさんが協力し続けることでしか、利用者さまの安全は守られないのです。
そのためには、緊急時もいかに自宅の安全を確保してから、速やかに出勤できるかにかかっています。それぞれの日頃の備えがものを言う時です。
そのことを、みなさんに理解していただくための、はじめの一歩でした。

谷内氏は、自分なりの分析をもとに防災マニュアルを提供してくださり、今後、私たちが自分で考え、成長していけるようなステップを、まずは作ってくださったような形です。

さあ、実行だっ!

なお、彼はとてもよいぱぱなので、その様子はこちら→ぱぱりょう
一年前、息子さんたちにお仕事のなんたるかを教えるために、一緒に営業に来社されたときの一枚。

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彼らの名刺をいただき、インタビューを受けました。
すてきなぱぱだと思います。



日比野由美子
| gh-mizukusa | 研修報告 | 23:01 | comments(0) | - |
ご無沙汰しています。。。
 たいへんたいへん、ご無沙汰してしまいました。
この間も、毎日開けてみてくださる方が少なからずいらっしゃるというのに。
ごめんなさい。

いやいや、もちっとがんばらなければ・・・(-_-;)

では、ふむふむと考えさせられた講演と研修のお話を。

ひとつめは、10日にあった中日新聞主催の市民公開講座「家族が認知症といわれたら?!」

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これは、認知症がメインのお話なのですが、結局のところ
ジェネリック医薬品の利用促進のためのキャンペーンのような講演でした。

認知症については、国立長寿医療研究センターの遠藤英俊先生がわかりやすく説明されていましたし、あのお姑さんの介護で有名な城戸真亜子さんが、相変わらずこれ以上無いってくらい模範的なお嫁さんコメントを立て板に水でお話されていました。

さて肝心のジェネリック医薬品については、私も聞いたことがあるけれど、能動的に利用する機会も気もなくいままで来てしまいました。
アルツハイマーのお薬の塩酸ドネベジルにも、30社位の後発医薬品がでているなんて、お恥ずかしい話ですが、全く知りませんでした。
国家的な医療費削減の観点から言うと、成分が同じでお値打ちなジェネリック医薬品を使うのはたいへん良いことと思われるので、「では早速利用しましょう」と思いました。

でも詳しい方に伺うと、ドクターのご意見によっては、後発医薬品の効果にいまいち信頼度が高くない現実があったり、薬局の事情としては、流通量の安定していないメーカーの商品は安定供給ができないので使えない、という事情もあったりするらしいのです。
そして大人の事情も当然あるでしょうし・・・

つまり結論は、信頼できるよいドクターと薬局さんに、適切な後発医薬品が存在するかどうか、相談して決めていくのがいちばんいいのではないでしょうか。
(でもこの件に関しては、まだまだ勉強の余地がありすぎで、これからというところです。)

ちなみに、長寿医療センター内の処方箋に関しては、断り書きが無い場合はジェネリック使用が基本だそうです。

今回は、いろんな意味でお薬に興味を持ち考えるきっかけになり、とてもよい機会に巡り会えました。

読者のみなさま、なにか参考になるご意見がおありでしたら、コメントいただるとありがたいです。

すみません、2つ目の研修の報告はまた次回にします。


日比野由美子

















| gh-mizukusa | 研修報告 | 22:14 | comments(0) | - |
長谷川和夫さんからのメッセージ
 きょうは、「株式会社波の女」主催の講演会がウインク愛知で開かれました。
第1部が長谷川式スケールを開発した長谷川和夫先生の講演、第2部が長谷川先生と和田行男さんの漫才・・・いやトークでした。

桜・ねこ・電車・・・などの質問で知られる長谷川式スケールのことを、わたしはあまり深く考えたことがありませんでしたが、安易に使うことの危険性を先生は説いておられました。
医療側の都合で行なう検査ですが、受ける側はあまり気持ちのいいものではありません。
100引く7は?そこからまた7を引くと?・・・って迫られたら、簡単な引き算なのに誰でもどきどきしちゃいます。
そしてプライドを傷つけられたり・・・。
専門職の英知を結集して完成された検査方法ですが、正しく理解して施行しないと、受ける側の尊厳を護れません。
「テストを行なう者は・・・優しく慎重に進めること、お願いするスタンスが大切です。」とのこと。

82歳になられる長谷川先生は、穏やかでおちゃめな老紳士でいらっしゃいますが、40年の認知症の人との関わりののちに若者へ伝えるメッセージは「ぬくもりのある絆を創る」こと。
「認知症ケアとは、まさに絆を失い、絆のズレに苦しむ人を支えるために、ぬくもりのある豊かな絆を再構築することである。」
これが、今現在の結論のようです。
温かいお人柄のよく伝わる講演でした。

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たくさんのことをやり遂げてこられたこの賢人は、まさにほんとうに優しい優しい好好爺でしたが、会場からのすてきな発想の質問に、目を輝かせながら
「まだまだやらなきゃならないことがたくさんあるな・・・がんばりましょう!」
と、最後に力強くおっしゃったのがとても感動的でした。

きょうも話題になっていた、100歳になられた日野原重明先生のことを思ったら、まだまだお元気でご活躍いただかなければ・・・。


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わお!本にサインをいただいてしまいました。
(サイン会ではありません。)
宝物でござりまする。


日比野由美子
| gh-mizukusa | 研修報告 | 01:05 | comments(0) | - |
ようこそ、名古屋へ!
庭に咲いていた桔梗の花が、さりげなく玄関に活けられていてきれいです。

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 きょうは、介護付有料老人ホーム「ケアネットホーム高畑」のオープン記念の特別講演会に行って来ました。
村上社長のご挨拶と高野施設長の説明がありましたが、オープンしたのは医療ニーズの高い方を対象にした医療強化型有料老人ホームとのこと。
最近は、このようなコンセプトを謳ったホームの展開がとても多いことに気付かされます。
時代のニーズに応えるべく形を変えた、理想的なホームがどんどん増えることは、とても喜ばしいことです。

今日の講演のお話は、そのようなレベルの高いシステムや医療連携といったことを実現するときにも、やはり大切な礎となり要となるであろう「介護サービスの常識」を問い直すという内容でした。

講師は、あの「人気ブログランキング」で有名な「masaの介護福祉情報裏板」の菊地雅洋氏です。
わたしは、氏のブログにかなり影響されている方で、いつか講演を聴いてみたいとかねがね思っていましたが、氏の地元・北海道は遠いし、名古屋にお招きするのは予算的に困難だし・・・と思っていたら、やった〜!ケアネットジャパンさんが企画してくださいました。

はじめてお目にかかったmasaさんは、思いがけなく気さくな方でちょっと拍子抜け?いや、とても感激!でした。
お言葉に甘えて、ツーショット!
(すぐに、親しくなったような勘違いをするのが、女の浅はかさですね・・・・はは。)


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さて、きょうのお話の内容は・・・たくさんありすぎて書けませんが・・・
きょうの講演の前に読んだ9月21日付けのmasaさんのブログ
もう、これを読んだだけでうるうるしてしまい、その延長線上で伺ったきょうのお話はとても、胸にずしんと来るものでした。

人生の最期のときに傍らにいることを許される者になるために、一番近くで「気づくことができる」ひとになること・・・それが、専門職として一番大事な役割なのだということです。
とてもすてきな言葉です。

きょうのお話を聴いていて、人としてあたりまえの扱いを受けて、適度な長さで人生を終えていくことの難しさを痛感しました。

そして五十路を迎えて早や数年、自分のこの先の人生を考えるにつれ、ひとにして差し上げる立場から、ひとからしてもらう立場へ自分を置き換えてイメージすることができるようになってきました。

あっという間に来るであろう70代、そのとき自分がいま持っている感覚またはプライドを棄てられるだろうか?
きょうからおばあさんだから・・と割り切って、いろいろな欲求をあきらめることできるだろうか?
きょうからホームに入ったのだから、孫のような職員から友達ことばで話されたりちゃんづけで呼ばれても仕方が無いと思えるだろうか?
誰だって、そんなこといやに決まってます。
そういうことを、わたしたちは利用者さまにしてはいないだろうか?
人として、あたりまえの接し方ができているだろうか?

なので、講演の最後に見せていただいたDVDは、もうだめでした。
詩を書かれた方の心境が、ぴったり自分の言葉のようで、うるうる・・・。
若輩なのに、なぜだかわかりすぎてしまうのです。
平井堅の声と秋の切なさがラップして、またうるうる・・・。

なんだかセンチメンタルな思い出の講演会となりました。
masaさん、ありがとうございました。



日比野由美子





| gh-mizukusa | 研修報告 | 22:40 | comments(9) | - |
無事終了!
 東海地区「認知症フォーラムin岐阜」が15・16日と開催されました。
愛知県認知症グループホーム連絡協議会も主催者なので、いろいろ心配しましたが、
和気あいあいのムードの中で無事終了しました。

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15日の基調講演では、介護保険の生みの親の大森彌氏(東京大学名誉教授)がオフレコで「わたしはこう思います。」
というお話をしてくださいました。
シンポジウムでは、「グループホームは認知症の切り札となったのか?」とのサブタイトルを掲げて、大森氏・和田行男さん・宮崎和歌子さん・厚労省の田仲教泰氏がグループホームの質の変化・認知症介護そのものの変化・介護報酬とサービスの関係や他のサービスとの比較など、さまざまな話をされました。
白熱するも時間切れで、強制終了となってしまいましたが、おもしろかったという声が聞かれました。

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また、16日は5会場に分かれての分科会でした。
わたしは、「地域で看取りを!!岐阜のおくりびとから」と題した講演を聴かせていただきました。
日本在宅ホスピス協会会長の小笠原文雄氏(小笠原内科院長)のお話はとてもわかりやすく、ご自身の実践例をたくさん紹介されながら、最期を病院ではなく在宅(グループホームも含む)で!を訴えられています。(病院死は孤独死・敗戦死・刑務所死との考え方。)
独居でもホームでも、希望死・満足死・納得死といった豊かな看取りは可能である・・・ということを説いていらっしゃいます。

たいへん説得力のある、こころ打たれるお話でした。
淡々と話されていますが、先生の熱意が見事に伝わってきました。
(先生の写真を撮り忘れました。)

来年4月からのたんの吸引に関する法改正も大きなポイントです。
私としては、とてもよい刺激になったフォーラムでした。

つけたしですが、初日の夜はオプションで長良川の鵜飼を初めて見せていただきました。
一日ずれていたら、悪天候に見舞われていたので、とてもラッキーでした。
長良川の鵜飼は岐阜の夏の風物詩として受け継がれ1300年以上の歴史があるそうです。
美しい幽玄の世界のひととき、よい機会に恵まれました。

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日比野由美子
| gh-mizukusa | 研修報告 | 20:57 | comments(0) | - |
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