ほんとうに久々に、映画の話題。
興味の無い方はごめんなさい。
今年見た映画のラインナップ!
(なんか全部、ぼわんと暗い画像で冴えませんが・・・)
「源氏物語」
厳密に言うと、去年の暮れに見たような気がしますが、ほとんど記憶が消えかかっていました。
絢爛豪華な平安王朝を舞台に、それはそれは美しい役者さんたちが夢のような幻想の世界を繰り広げるわけですが、全く印象に残ってない・・・
「JIN〜仁」の中で惚れ込んじゃった中谷美紀も、大好きな真木よう子も、いまパンフを見て、あ、そういえば出てたんだ・・・くらいな感じ。
私は、ほんとに歴史にロマンを感じにくい人だ。
歴史にのめり込む人をカッコ良いと思うのだけれど・・・ねえ。
歴史というより、古典かな?
そういえば、古典の時間はいつもアンチョコを開いて間に合わせていたっけ。
「山本五十六」
よかったです。
役所さん、五十六の人となりを、よく表現されているようです。
いつも冷静沈着で動じない、それでいて情に厚くお茶目でナイーブ。
人が大好きな軍人だったんだ、だから部下を失うことに心を傷めた人なんだ、と思いました。
物事に動じない平常心が、リーダーには必要なのか・・・。
コーチングのお手本かも。
実に魅力的な人柄です。
「やってみせ、
言って聞かせて、
させてみせ、
ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、
耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、
人は育たず。
やっている、
姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。」
「マイウェイ」
実話をテーマにした壮大な戦争・友情物語。
その国・人種が複雑に絡み合い、日々敵になり味方になる・立場が逆転する・・・。
その戦争を、理不尽ながらも殺し合い、生き抜いてきた者の間には、最後に友情だけが残る。
韓国映画だけに、日本兵の残虐さもオブラートに包むことなく描かれています。
連続する戦闘シーンがちょっときつかったけど、オダギリジョーもチャン・ドンゴンもかっこよかった。
「ALWAYS 三丁目の夕日’64」
3作目になっても、期待を裏切らない傑作!
大好きなシリーズ。
夕日町三丁目の人々は、いつも一生懸命で人情深くて涙もろい、愛すべき人々です。
余分な解説は要りませんね。
これを見て泣くと、少し心が洗われます。
「麒麟の翼」
定番!お茶の間感動刑事ドラマ「新参者」
文句なしのキャスティング。
このキャスト・音楽なら、ちょっとくらい変な出来でも許せます。
でも、全然変な出来じゃなくて、ほぼ完璧!?
馬鹿な考え方のやつに、阿部ちゃん扮する加賀恭一郎がバサバサとわかりやすくお説教するところは、けっこう世のため人のためになると思います。
〜子供への愛情のかけ方は、間違えると子供の人生を変えてしまうのだ〜という、当たり前のことに
改めて気づかされた親は少なからずいたのではないでしょうか・・。
(それって、あんたでしょ?という声。正解!)
これも、泣けます。
やっぱり、わたし、感動して泣くことで、こころのバランスをとっています。
日比野由美子