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グループホーム水草ブログ

名古屋のグループホーム「グループホーム水草」のブログです。
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めったに聞けない認知症セミナー
きょうは、「めったに聞けない」かどうかはわかりませんが、とてもおもしろい、ためになるセミナーがありました。

前半は、熊本大学大学院教授の池田学氏の「認知症を知る」の講座でした。
これはたいへん勉強になりました。

池田先生のお話は、ほんとうにわかりやすく、患者さんやそのまわりの介護者に対する愛情を十二分に感じるものでした。
以前「問題行動」と呼ばれていたものが「周辺症状」と呼ばれ、さらに最近は「BPSD」と呼ぶことになった経緯が、恥ずかしながらやっとわかりました。

そして、先生の「BPSDに対する介入の原則」は、「どの文献にも載っていない自分の妄想」とおっしゃっていましたが、現場で培われた疾患別のBPSDの症例をもとにした盛りだくさんの内容でした。

そして、何より感動的だったのは熊本モデルと呼ばれる認知症の研究・臨床・包括的支援体制の構築を提唱・実行されていること。
現時点での日本の認知症医療に求められる課題’知症の早期診断⊃搬旅臺讃匹梁弍BPSDの治療じ修・啓発を盛り込んだ厚労省の事業計画を、熊本の事情に合ったシステムで実現されたというわけです。
認知症疾患医療センター(熊本大学付属病院)を県全体を統括する「基幹型」、7つの精神科病院を「地域拠点型」として二層構造にし、地域包括支援センターや地域の病院・クリニックと連携をとるという体制です。
認知症患者の身体的合併症を積極的に診ることができる病院は少ないものです。
愛知なり名古屋なりのオリジナルモデルが望まれるところです。

後半は、池田学氏VS和田行男氏のトークライブでした。
実は、とても共感するところの多い、仲のよいおふたりなので、「専門医に食いつく」という趣旨を貫くのに苦労されていた和田さんでしたが、生トークならではのお話がいっぱい伺えて、とてもおもしろかったです。

そして最後まで、この会を主催された株式会社波女(なみのおんな)さまの、社名の由来が気になりながら、私は会場を後にしたのでした(笑)


日比野由美子
| gh-mizukusa | 研修報告 | 22:44 | comments(4) | - |
コメント
波女(なみのおんな)の由来は、漢字2文字を縦に並べると『婆』という字になります。
和田さんは、認知症の状態にある高齢者を男性も女性もひっくるめて、『婆さん』と表現していますから、きっとそんな想いからでは、ないでしょうか?
私も、セミナーに参加しましたが、本当にわかりやすい内容でしたよね。
| ダイエッター | 2011/02/02 12:24 PM |
ダイエッターさま

コメントありがとうございます。

なんだ〜そっか〜・・・
なるほど〜。。。
っていう感じです。

お教えくださりありがとうございました。

いつも、ことばや漢字にこだわっていらっしゃる和田さん。
「婆さん」という呼び名に最大の敬意と愛情をこめていらっしゃると、わたしは思っています。

気付かなかった自分がちょっと残念です。
(まったくアタマ悪すぎ!・・・↓↓↓)
| 日比野 | 2011/02/03 12:08 AM |
由来はあくまで、客観的な想像?予想ですので、実際の本意はわかりませんけどね。恐らくそうかなぁ〜と・・・(笑)
それにしても、和田先生もいつも、相当忙しい人みたいですが、池田先生もめちゃくちゃ忙しい人なんですね。(すぐに次の会場に向かっていったみたいでしたね)
私たちも忙しい毎日ですが、もっと、もっと頑張らないと!と思いながら、今日も甘い物をバクバク食べてしまう、自分の甘さに泣けてきます(苦笑)ははは・・・。

| ダイエッター | 2011/02/03 9:27 AM |
ダイエッターさま

わたしも、あまあま人間です。
自分にも他人にも甘いので、何かとシマリませぬ・・・汗

今後も、ご指導よろしくお願いいたします。

| 日比野 | 2011/02/05 5:07 PM |
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