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グループホーム水草ブログ

名古屋のグループホーム「グループホーム水草」のブログです。
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LET ME DECIDE!
 きょうは、23年度第2回LMD学習会に参加しました。
LMDとは「Let Me Decide」の略で医療における「自己決定」「事前指定」を推進する研究会で、
せんねん村施設長の中澤明子さんが東海支部代表を務めてみえます。
去年まではその存在すら知らなかったのですが、今年度は会員にしていただきました。

LMDということ自体、あまりわかっていなかったので、1回目のときも2回目の今日も、「事前指定ってそういうことか〜」というレベルなのですが、ひしひしとわが身に迫るその必要性を感じずにはいられない、たいへん勉強になる学習会です。
LMDは、誰もが迎える終末期に自分がどのような医療を受けるか、どのように死にたいかを自分で決める、つまりは自分らしさを守りぬくということで、そのために意思の疎通ができなくなったときのための事前指定書を作っておくことが、有効で具体的な方法となります。

学習会では、そのほかにも自己決定・事前指定にまつわる話題を提供してくださるようです。

今日の講師はNPO法人「エンディングセンター」代表 (東洋大学教授)井上治代氏で、さばさばとした話し方のはしばしにその人間味があらわれる方です。
型どおりでお金をかけ体裁をつくろった葬儀に疑問を呈し、継承者が必要な従来のお墓がこれからの時代にマッチしていない現実を見据えて、問題解決を実行しておられます。
合同葬ができ、桜の季節にみなで年に一度参拝する「桜葬墓地」や、自然に還ることができる「樹木葬墓地」などです。みな、継承者がいなくても、きちんと管理されていきます。
これがいまとても話題を呼び、すぐに予約でいっぱいになるそうです。


また、エンディングノート(遺言ノート)を書く意味は・・・・
〇弔気譴燭發里燭舛琉娶の調整・仲裁。思い遣り、愛の伝達。
⊆分の人生の折々に抱いた感動や意思を記録することで、生きていることの意味やよろこびの再確認になる。

といった、お話をされました。
残された者へのいくつかのメッセージの紹介や、氏の人間好きの側面が垣間見られる言葉には、何度も熱いものがこみ上げてしまいました。

きょうのようなお話は、もっとたくさんの方に聞いていただきたいです。
ちょっともったいなかったです。
井上さんは、「桜葬」や「樹木葬」をたとえば名古屋でも実現するには、墓地のオーナーとなるパートナーが必要とのこと。ほんとうの想いを共有できるパートナーです。

そして、きょう思ったこと・・・いつ認知症になるかわからない私たちは、やっぱり早めにエンディングノートを綴っていく必要性があるということ。
水草でご縁のできた方々を思いうかべると、なおさら強く思います。

ノンフィクション作家でもある井上氏は中日新聞の夕刊コラム「紙つぶて」の火曜日を担当しておられるそうです。
読んでみたいと思います。



日比野由美子


P.S.   あとで調べたら、「桜葬」は「樹木葬」の一種だそうで、説明が間違っていました。ごめんなさ    
い。詳しくは、エンディングセンターのページでどうぞ。
| gh-mizukusa | 研修報告 | 01:30 | comments(0) | - |
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